地震、台風、豪雨、洪水、土石流。近年、日本では、毎年のようにこうした自然災害が発生し、甚大な被害をもたらしています。皆さんの中にも、災害に見舞われた方の支援に従事した経験があるという人も少なくないのではないでしょうか。
今回のセミナーは、令和6年に石川県を襲った能登半島地震において、金沢市の地域包括支援センターとして、また専門職として被災者の支援活動にあたった立場で、お話しいただきました。地震直後から現在に至るまでの体験を通して、通常業務と並行して被災者相談に尽力したセンターの実情や果たすべき役割について解説されています。
この時期に見られた特徴的な3つの事例に加え、災害時における意思決定支援の重要性と難しさ、地震の経験から得た学びをふまえて今から取り組めること等、災害対応の経験のある人にとっても、そうでない人にとっても、我が事として捉えられる内容です。ぜひ、参考にしてください。