元気に夏を過ごそう アクティブシニアの体調管理
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16図6 高体力高齢者、一般高齢者、若年者の発汗量の違い43℃、30%RH環境下での運動時(35%VO2max)の直腸温(a)、総発汗量(b)、背部発汗量(c)。※1)若年者と高体力高齢者から、※2)は若年者から、それぞれ有意差あり。(Inoue et al, 1999)運動時の直腸温には群による差がみられなかったが(図6-a)、一般高齢者の総発汗量は、若年者や高体力高齢者より低かった(図6-b)。一方、高体力高齢者は緩慢な発汗応答(図6-c)が見られるものの、若年者と同等の総発汗量が観察された(図6-b)。36.003060時間(分)90若年者高体力高齢者一般高齢者36.537.037.538.038.5(℃)n.s.(a)直腸温若年者6004002000(b)総発汗量0.00.51.01.503060時間(分)90若年者高体力高齢者一般高齢者(mg/cm2/min)(g/m2/hr)(c)背部発汗量※2)※2)※1)※1)※1)※1)※1)※1)高体力高齢者一般高齢者
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