元気に夏を過ごそう アクティブシニアの体調管理
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19TOPICSウォーキング時の熱中症 汗をかいたら、十分な水分補給が必要です。発汗によって体内の水分が減るわけですから、そのぶんを補給しなければ脱水や高体温状態になって(図8)熱中症の危険が増します。 特に運動時はたくさんの汗をかきますが、十分な量を摂れていますか? 例えばウォーキング。夏場は1時間のウォーキングで700mlもの汗をかき、体温は1℃くらい上昇します。体温上昇を抑えるために水分摂取は大切ですが、多くの人が失った水分の半分程度しか水分補給していないという調査結果も出ています。 脱水を防ぐための目安は、運動中に失われた水分量の80%。体格によっても異なりますが、500~600ml程度の水分摂取が必要です。一度に摂らずに、まずは運動前、そして運動中はこまめに水分を摂ってください。また暑い時期の運動では水分と一緒に塩分も同時に失われていますから、スポーツドリンクなども積極的に取り入れましょう。図8 ウォーキング強度での運動時における体温の変化水を飲まないで1時間以上運動したときの体温(食道温)を調べたところ、暑い夏は39℃にまで上昇。高温状態が続くことは熱中症の引き金に。36.537.0-10010203040506070時間[分]37.538.038.539.0体温(食道温)﹇℃﹈39.5暑めの夏涼しい夏春・秋
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