元気に夏を過ごそう アクティブシニアの体調管理
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25元気に夏を過ごそう 年齢とともにカラダに色々な変化が生じます。シニア世代が、健康でアクティブに活動するためには、様々なことに対応していく必用があります。中でも、近年の高齢者の熱中症の増加は、シニア世代にとって大きな問題です。カラダの水分量の減少や発汗能力の低下、暑さに対する感受性の鈍化などは、体温調節能力の低下につながり、シニア世代は、熱中症にかかりやすいわけです。 そこで、まずは日頃からの体調管理が重要となります。「バランスの良い食事」「しっかりとした睡眠」そして「適度な運動」、この健康づくり3原則を意識し、日常生活を送りましょう。 また、熱中症対策としては、本格的な暑さの到来の前に、ややきついと感じる運動を行うことにより、暑さに強いカラダづくりを準備しましょう。そうすれば、夏場でもアクティブに活動できるようになります。ただし、過信は禁物です。汗をかいたら当然、水分補給をする必用がありますし、健康管理しているからといって、炎天下での無理な活動は危険です。服装にも注意が必要ですし、積極的に暑さを避ける工夫も望まれます。部屋にいても、自分の感覚だけに頼らず、温度計で温度を確認し、必用に応じてクーラーや扇風機を活用しましょう。状況に応じて、周囲の人に相談することも良いでしょう。 本冊子の内容を活用していただき、元気に夏を過ごしていただくことを願っています。 元気に夏を過ごそう編集委員会エピローグ
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