元気に夏を過ごそう アクティブシニアの体調管理
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 気温の上昇にともない、カラダへの負担増加も問題となっています。この問題はシニア世代で顕著であり、その原因として老化とともに起こる、カラダの変化があげられます。事故を防ぐためには、自身のカラダが以前とは違っていることを知っておくことが大切です。 カラダの変化のひとつが、体内の水分量の減少です。ヒトのカラダに含まれる水分量は体重あたり新生児80%、成人男性60%、成人女性55%、高齢者50%前後と、加齢とともに少なくなります(図2)。老化による水分量の減少は、発汗量の低下をまねき、過剰な熱をカラダから放出しにくくなります。カラダの変化PART 2カラダの水分量の変化4図2 体内水分量の差新生児80%成人男性60%成人女性55%高齢者50%前後

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