ソフトテニス
兵庫県(監督兼選手)
吉川 章(よしかわ あきら) 72歳
参加歴:4回目
ねんりんピックに出場して
私はソフトテニスを幼少のころから現在まで生涯のスポーツとして続けています。今までに第18回ふくおか大会、第22回北海道・札幌大会及び第27回とちぎ大会と3回出場している。
今年は混合ダブルスに県予選をパスし、ねんりんピックに出場することができた。9月には兵庫県民会館パルテホールにて、ユニフォームの支給及び結団式が行わ、総勢180余名の選手・監督に混ざり現地に乗り込むこととなった。
ソフトテニスチームは6名参加し、大会前日に総合開会式会場の近辺で宿泊し、夕食には大会に臨む意気込みとチームワークを高めるための小晩餐会と称して、美味に酔い、気持ち良く床に就いた。
総合開会式は好天に恵まれ青空の中、スタンドは朝早くからの観客で席は埋まり、スタンド前の広場は各都道府県の色とりどりのユニホーム姿の選手団で溢れんばかりだった。ふれあい広場では誰しもが楽しめる老若男女ニュースポーツや、地元特産肉等の試食ブース、健康づくりの知識を提供する健康フェアーや血管の老化度チェック等の併設イベントなど健康、福祉・生きがいづくりに関連した様々なイベントが開催され大賑わいだった。
選手団の一員として入場する。音楽隊のメロディーに合わせてグランドを皇族の方並びに観覧者の見守る中列を組んで行進した。皇族方の挨拶があり、芝生の中座って聞く。開会式が終わり、ショーを観覧しながら弁当を食べる。観覧の途中、種目別会場の開所式のため県選手団と別れて長崎市の開所式会場に移動する。開所式会場は長崎大学の敷地内の大ホールで、都道府県・政令指定都市の総勢65チーム約500余名の選手と合流し開所式に参加した。この式の中で、80歳代高齢者の現役選手の表彰があり驚き感服した。又、余興として数十人の学生が郷土文化の継承として、古くから伝わっている龍踊り「長崎くんち」は迫力があった。
総合開会式場からソフトテニス開所式まで若干の時間があったので、原爆犠牲者の鎮魂と永久の平和を願い、平和祈念像や平和の泉等がある長崎平和公園を散策した。
本番のソフトテニス大会も好天に恵まれ、すっきり目覚めることかできた。試合は8時30分から当県はJブロックで富山県、名古屋市及び長崎県Cと戦い各チームに勝利し、予選成績第1位で次の日の決勝トーナメントに進んだ。各チームとの対戦には持ち寄った地元銘菓の交換し合い、友情、親睦を図りお互いの健闘を誓った。第2日目の初戦は香川県との試合でしたが、昨日の絶好調が維持できず惜しくも敗れ、上位入賞は達成できなかった。しかながら第1位グループとして優秀賞のメダルを獲得できて嬉しかった。帰路では6人で次期チャンスがあればリベンジし上位入賞をと、こぶしを高々と挙げて誓い合った。
普段は、所属のクラブでソフトテニス技術を磨き、健康増進に努めながら、地域の小、中、高、一般の方との世代間の交流の場を積極的進めています。
最後に本大会を通じてお世話くださった県役員、(公財)兵庫県生きがい創造協会様、関係各位等の皆様に感謝申し上げます。