一般財団法人 長寿社会開発センター

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ねんりんピック長崎2016 ねんりんピックで輝くシニアの星〜体験談〜

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ゲートボール

赤穂向陽(あこうようこう)チーム(選手代表)

久保 明喜(くぼ としき) 81歳

参加歴:1回目

ねんりんピックに出場して

私たちは2016年4月に新生「赤穂向陽GBクラブ」として発足しました。
クラブ会員は男性5、女性2の7名で結成。月・火・金曜日の午前中に近くの集会所広場で練習し、人様が寄り来る陽だまりの暖かい、誰が見ても楽しそうな風景を作り出すのが目的です。私ら高齢者は体力的にも差があり、無理をしてもいけないし、させてもいけない、見守り助け合って日々を楽しく頑張っております。
2016年4月29日、第35回県民親善全県大会(ねんりん交流)で優勝。第29回全国健康福祉祭ながさき大会に参加させていただくことが決定しました。ねんりんピックに参加するのは初めてのことです。
私の常日頃の行動は、少しの田畑と通り慣れた道を軽トラックで行き来するだけの田舎者です。不安もいろいろありましたが、9月23日の兵庫県選手団結団式に参加して激励を受けたあと、兵庫県選手団事務局の説明会に出席し、不安を解消することもでき、チームで喜び合い結団式会場を後にしました。
いよいよ10月14日、日差しは弱いが天気よし。早めに赤穂を出発し、JR姫路駅に集合。夕方JR長崎駅に到着すると、地元の方から歓迎を受けました。その後移動した兵庫県選手団の宿泊施設では、兵庫県代表選手総勢170名と共に晩餐会に出席しました。
10月15日は晴れ渡った絶好の開会式典日和となり、諫早市に移動。トランス・コスモススタジアム長崎は素晴らしい会場で、少年少女たちはじめ、長崎県民挙げての大歓迎をうけました。
式典には常陸宮さまを迎え、大会旗を先頭に入場行進が始まり、兵庫県選手団入場は28番目でした。式典後も数々のイベント・アトラクションで感激しました。
開会式終了後は各種目別に移動。私は平戸市文化センターの代表者会議に出席した後、チームの宿泊先である国際観光ホテル旗松亭に到着。宿は松浦藩の平戸城が見えて美しかったです。
10月16日は雨が降っていたので開会式はそこそこ。雨の中の予選競技となりました。結果は2試合で1勝1敗でしたが、120名もの審判員が待機してくださり、私たちは相互審判の必要もなく競技を楽しませていただきました。宿に引き上げてからは夕食と歓談。長崎は多くの歌にもなった地です。チームで平戸の夜景を楽しみながらカラオケに出かけました。
10月17日は好天に恵まれ、私たちは予選を通過するため第3試合に挑みましたが、相手チームが身体上の都合で不参加の知らせ。対戦することができませんでした。1日も早く回復されることを祈りつつ、大会を終え会場を後にしました。
平戸は美しい豊かな海に囲まれた西海国立公園で、自然環境に恵まれた史跡と異国情緒を漂わせていました。そんな平戸市で元気にゲートボールができ、多くの皆様と楽しくふれあうことができた私たちは幸福者です。

チームメイトと赤穂浪士の法被を着て(右から3人目)
チームメイトと赤穂浪士の法被を着て(右から3人目)
(後列右から2人目)
(後列右から2人目)

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