将棋
いきいき剣(つるぎ)クラブ
米澤 務(よねざわ つとむ) 75歳
参加歴:4回目
楽しかったながさき大会
44年前に発足した地元の将棋クラブで土・日曜日、対局時計を使用して楽しんでいます。
ねんりんピックは4回目の出場です。5月の県予選では、くじ運に恵まれトーナメント戦で3位以内に入り出場が決まりました。
大会の1か月前から、読みなれた詰将棋・必勝問題本の5冊を解いて大会に臨みました。
開会式は何度経験しても感激します。200人を超すブラスバンド・合唱隊の(童謡・民謡・歌謡曲≪長崎の鐘≫をアレンジした)行進曲に聞きながらの入場行進は嬉しく晴れがましいし、国旗・国歌を聞くと思わず目が潤み、この場に参加でき幸せと強く感じました。
将棋交流大会の開始式では、最高齢者は91歳と85歳以上の2人が、各県・都市の代表となって参加され、表彰式で姿勢よくかくしゃくと壇上を歩かれる姿に、会場から驚きと賞賛の声が聞かれました見習いたいものです。
主催の長崎県、(大会会場のある)時津町、長崎県将棋連盟の会場設営・準備は大変だったろうと思います。長崎県の名物をふんだんに取り入れた美味しいお弁当や町をあげての歓迎・おもてなしを受けて「こんなに優遇されてよいのだろうか!」と思いました。選手1人ひとりが時津小学校生徒の歓迎メッセージを受取り、私は「丁寧で綺麗に書いてあり激励とおもてなしの気持ちが伝わりました、貴方も得意な趣味を見つけて活躍してください」と返礼メッセージを会場のスタッフに託しました。
将棋団体予選は4チームで決勝進出を目指して戦います。1チーム3人で副将の私は2勝1敗で実力以上の成績。大将の大活躍があって、チームの勝ち数は同点でも勝数の差で予選1位となり、富山県チームは初めての決勝進出です。
翌日の決勝トーナメントは1回戦で負けましたがベスト16の(ご褒美の?)優秀賞との事、満足できる良い結果となりました。
将棋は観戦も楽しい、団体決勝の大将戦は1手指すほうが良く見える熱戦で見ごたえがありました。
大会を参加して"可能ならもう1ランク強くなりたい"と切に思いましたし、できれば2018年の富山県大会に出場して、再度感動を味わいたいと思っています。将棋盤の枡目は9×9=81であることから、将棋を趣味にもつ人が81歳になると目出度く盤寿という。
盤寿まで健康で将棋が指せれば・・・が目標です。