一般財団法人 長寿社会開発センター

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ねんりんピック秋田2017 ねんりんピックで輝くシニアの星〜体験談〜

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剣道

群馬県(監督兼選手)

田部井 正(たべい ただし) 80歳

参加歴:5回目

長寿いきいき事業と共に健康に感謝を

4月8日、ぐんま武道館第二道場で「ねんりんピック秋田2017」の剣道予選会があり、大将の部70 歳以上で勝ち上がり優勝しました。しかし、その夜午前2時頃のことです。腹痛が起こり、それから夕方まで我慢したものの、ついには救急車で病院へ。精密検査の結果、胆のう炎と判明し、10 日に緊急手術となりました。

その後の経過は、幸いにも良好。9月に入って3回稽古し、「ねんりんピック秋田2017」に出場しました。

9月10 日、秋田県由利本荘市で開かれた剣道交流大会の開会式では、最高齢者の80 歳で表彰されました。80 歳になっても試合ができたこと、また、手術をしてからも気力・精神力で病を克服したことを思うと、有意義な大会でした。

試合は試合時間4分間で、時間内に面、小手、胴、突き等で2本取得すれば勝ち。1本取得でも試合時間が切れれば、1本がちで勝利。時間内に両方取得がない場合は引き分けです。チームの勝った数で勝敗を決定し、同じ場合は、取得数で決定されます。

群馬県チームは、1回戦香川県チームと対戦し、勝ち数2対2、取得本数4対3で負け。

2回戦は静岡県チームと対戦し、勝ち数1対0、取得本数1対0で敗退。1本の差というものを改めて知らされました。

選手皆自分の技量を発揮しましたが、相手の方が1枚上手で勝ちを収めることができず、リーグ戦を勝ち上がり、トーナメント試合に出場することができませんでした。

私は2回とも引き分けで勝敗つかず。チームに貢献できなかったのが残念です。もし私が勝っていればトーナメントに出場できたのに、手術後の試合ということで、無理もできませでした。もっとも、最高齢者としての出場だったことを考えると、負けないだけでも良かったのかもしれません。

でも試合は勝ちたいです。勝負は勝たないと意味がないのです。そのためにも次回、平成31 年(剣道では2年連続出場できない規定になってるので、平成30年は出場資格なし)も、元気で県予選に挑戦したいと思います。

生涯現役です。頑張ります。

試合終了後、群馬県チームで集合写真。(中央)
試合終了後、群馬県チームで集合写真。(中央)
試合中
試合中

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