polta 2017 #025
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“青春時代に親しんだ歌を大きな声で歌うことでみんなが笑顔になれます”今どきシニアと企業の新しい関係だけではなく、日常の中で身近に音楽を楽しめないだろうか、という思いから誕生したのが『青春ポップス』です。歌を習うとか歌唱力を高めるなど上達が目的ではなく、楽譜が読める人も読めない人も、歌が上手な人も自信がない人も、今持っている音楽力で楽しめるというのが青春ポップスの特長です」と広瀬氏は話す。 実際にどのように行われているかうかがったところ、ここで 歌好きのシニアを対象に、新しい歌の楽しみ方を知って欲しいと企画したのが「青春ポップス」だ。2016年10月より愛知、三重、岐阜の3県でスタートし、すでに会員数は1000名を超えている。2017年6月からは全国展開して行く予定だとか。 「今の60歳以上の方は身体的にも感覚的にもお元気ですよね。その方たちがコンサートに行ったり、CDを聴いて音楽を楽しむシニア世代に向けたヤマハの「青春ポップス」今持っている音楽力の中で歌を楽しめるステップを踏んで歌って体も脳も活性化取材・文/富山閣子撮影/筒井聖子子育てが一段落し、自分の時間が持てるようになったシニア世代の人たちが、日常生活の中で音楽を楽しんでほしい、という発想から誕生したヤマハの“青春ポップス”。歌を習うのでなく、歌を楽しむという新たな取り組みについて、開発部・部長の広瀬智行さんにお話を伺ってきました。ひろせともゆき 現在は長男の多弘さんと次男の公宏さんにお店を後継されたが、菓子を作る作業場にほぼ休みなく出向き、相談役として職人を見守り指導する松井さん。その傍ら菓子職人としても活躍されている。 いきいきとお元気な日々を送る松井さんだが、近年困ったことがあったと教えてくれた。 「2年前、この店伝統の本わらび餅が製造中止になりました。菓子職人として生きてきた、私の過去最大のピンチでした」原因は異常気象とイノシシなどによる獣害で、本わらび餅を作る上でなくてはならぬ「わらびの根」がとれなくなってしまったのだ。 「本わらび餅の伝統を絶やしてはならない! 日本中を探し回わってでも本わらび餅を作らねば、と思いました」 伝統の本わらび餅は、みずから山でわらびの根を収穫し、澱粉をとって本わらび餅を作る。これを160年間貫いてきた。わらび餅を売る店は他にも多々あるものの、まつ月の製法は唯一無二。他店ではありえない。 「わらびの根がとれない。もう製造中止だと一度は腹をくくりましたが、幸い次男が鹿児島で素晴らしいわらびを見つけ、4カ月で事なきを得ました」<古来より続いてきた日本の食文化の一つがまた消えてしまう>この様子は国内のテレビ番組ほか約140の国でも放映された。順風満帆の松井さんを最大のピンチが襲ったわらびの根を石臼で粉砕する、水車小屋「くるま屋」。この小屋の広大な裏山で、わらびの根を収穫する。また、小屋の中ではわらび粉を保存するほか、山の開拓で使われた鋸山や斧など、江戸時代の道具も収められているまつ月の会長で7代目の長男・多弘さん(47歳)と。作業場に一歩入れば、師匠として厳しく息子に接するまさひろきみひろ
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