polta 2017 #025
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「すみだと北斎」から晩期の「肉筆画の時代」まで、7つのエリアと晩年のアトリエ再現コーナーで北斎の生涯を辿ることができる常設展示室取材・文/中林貴美子 撮影/筒井聖子偉大な芸術家として世界的に評価されている葛飾北斎。北斎が生まれ、90年の生涯のほとんどを過ごした墨田区に「すみだ北斎美術館」がオープン。そこで北斎ファンという関根忠郎さん夫妻とともに訪ねてきた。葛飾北斎の作品と生涯が見て、触れて、実感できる楽しみね♪ 淡い鏡面のアルミパネルが美しい「すみだ北斎美術館」。オープン間もないこともあり、関根さん夫妻も訪れるのは初めて。「モダンな雰囲気なのに、下町の街並みに自然と溶け込んでいるね」。大きな1棟ではなく、スリットによりゆるやかに分割された空間は、3・4階に北斎の作品を展示する美術館、浮世絵に関する資料を揃えた無料の図書室、生涯学習の場となる講座室からなっている。吹き抜けのガラス張りで明るく開放的なエントランスを抜け、まずは常設企画展示室のある4階へと向かった。錦絵の時代を代表する「冨嶽三十六景」のひとつ、「赤富士」で知られる「凱風快晴」。(高精細レプリカ)「すみだ北斎美術館」ほくさいモダンな建物が下町風情に溶け込むせきねただお私たちが体験してきました!共に力を 合わせて取材・文/中林貴美子撮影/久保田敦、筒井聖子壊れたおもちゃを原則無料で修理している「おもちゃ病院」。おもちゃのドクター&ナースはすべてボランティアで、平均年齢60歳以上。「直った!」という達成感「ありがとう」の笑顔を喜びに活躍している。「ありがとう」の笑顔が嬉しいおもちゃドクター&ナース皆で知恵を出し合って、完治率95%!

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