porta 2018 #030
4/16

「富山に行きましょう」1日目DATA0766-84-1233富山県射水市海王町1問住 江戸初期から日本海を行き来する北前船の港町として栄えてきた岩瀬地区。古くからの家屋が残り、風情ある街並みになっている。DATA076-439-0800(富山市観光協会)富山県富山市東岩瀬町問住★富山市岩瀬まちめぐり❶北前船廻船問屋が並ぶ往時の面影を残す街並「きっときと」は、富山の方言で「新鮮」という意味。その名の通り新鮮な魚介が買えるだけではなく、その場で味わうこともできる。★射水市新湊きっときと市場❷富山湾の海の幸を市場ごはんで堪能できる明治時代の家屋が残る旧北国街道。森家土蔵群はガラス工房などに北前船廻船問屋「森家(国指定重要文化財)」は贅を尽くした造り森家は館長の案内で「オイの間」などを見学可能(高校生以上100円)山盛りのベニズワイ。食事ではカニと白エビの「紅白丼(2300円)」が人気4月、8月の夜にライトアップイベントを開催予定。幻想風景に包まれる新湊漁港で獲れた魚貝を提供。日本海と立山連峰を見渡す絶景も自慢山門、仏殿、法堂は近世寺院建築の傑作として国宝に指定されている。2020年まで順次屋根のこけら板葺き替え修理中大人が楽しむ富山の旅2泊3日世界遺産の五箇山、絶景の峡谷、そして豊かな海の幸を誇る日本海…。見どころ、味どころが点在する富山をめぐるモデルコースをご紹介します。取材・文/中林貴美子 撮影/筒井聖子(富山みやげ) 写真提供/とやま観光推進機構富山駅よりレンタカー❶ 岩瀬まちめぐり❷ 新湊きっときと市場❸ 国宝 高岡山 瑞龍寺❹ 五箇山温泉 宿泊1日目車で20分車で30分車で30分車で1時間五箇山温泉❺ 世界遺産 五箇山 合掌造り集落めぐり❻ 宇奈月温泉 宿泊2日目車で10~20分車で1時間30分3日目宇奈月駅より車で45分宇奈月温泉❼ 欅平(けやきだいら)❽ 道の駅 ウェーブパーク なめりかわ富山駅へ黒部峡谷トロッコ電車で1時間20分車で35分❶❽❻❷富山駅❸❼❹❺ 前田藩2代目当主・利長公の菩提寺として知られる曹洞宗の名刹。壮大な伽藍配置様式の豪壮にして典雅な美しさに圧倒される。DATA0766-22-0179富山県高岡市関本町35問住★高岡市国宝 高岡山 瑞龍寺❸加賀藩百二十万石の豪壮さを今に伝える富山マスターズの会長も務める勝さん。出場者の希望を考慮して今回は5kmコースでエントリー秋田の郷土料理がふんだんに詰まったお弁当。大会開催中の4日間とも違うメニューだ鹿角市特産の「北限の桃」など、開催地の特産品販売コーナーも参加者の人気を集めているコース別で男女が一緒にスタート。フルマラソンに多く出場している久美子さんは余裕の表情だ 午前11時。いよいよ10㎞コースからスタート。受付順に整列するため、久美子さんはちょうど中程からのスタートだが、浅利純子さんによる号砲とともに先を急ぐ先頭集団を先に行かせ、余裕のスタートだ。その10分後が5㎞コースの勝さんの番だ。勝さんもレース慣れしているだけあって、満面の笑顔で走り抜けていく。競技場は小高い丘の上にあるため、アップダウンのある難しいコースだが、同時開催の市民参加の第19回かづのタートルマラソン参加者も含め、多くのランナーが笑顔でゴールする姿が印象に残った。 表彰は、各コースの終了後随時開催。久美子さんは部門で4位の優秀賞と富山県チームで最高順位に輝いた。「ねんりんピックに参加するのは今年で2回目ですが、運営が素晴らしいですね」と勝さん。交流大会の会場整備やスムーズな進行はもちろん、開会式では「秋田竿燈する「臨時営業出店コーナー」が設けられ、例えば、マラソンの開催された鹿角市では「北限の桃」やその加工品などを販売。参加者も見学者も、秋田ならではの「食」をお土産にすることができるのが好評だった。「2018年は私たちの地元の富山県が会場になるので、しっかり学んで行って、秋田に負けないおもてなしをしないといけないねと話していたんですよ」と久美子さん。早くも次回大会への夢を膨らませているようだ。まつり」などの華やかな伝統芸能披露など、もてなしの心あふれる演出にも感動したという。 もう一つの楽しみはお弁当。1日目は「秋田へようこそ味めぐり弁当」、2日目は「まごころ秋田ねんりん応援弁当」などとして比内地鶏、秋田牛やハタハタなどの地元食材を使い、4日間4種の献立で栄養バランスも考慮しつつ、郷土料理などが少しずつ多彩に味わえるように工夫されているのがうれしい。 各会場には地元の特産物を販売マラソンのあとはお弁当、買い物も楽しみ

元のページ  ../index.html#4

このブックを見る