porta 2018 #031
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「フィットネス」では最新のトレーニング器具を使って、身体能力の向上をサポート。若い犬からシニアまで状態に合わせたメニューを提供こちらのトレーニングエリアでは犬に社会性を身に付けることをメインに行っています(トレーナー・中村さん)部屋の前は昼間フリースペースになる。犬同士遊ぶのが好きな子は楽しく過ごせるケージタイプのキャビンルームからスイートルームまで4つのタイプの部屋がある「介護・老犬ケア」では獣医師サポートのもと、専属看護師によって24時間体制で老犬や介護犬をケアぶ君は楽しそう。「陽射しがたっぷり入るので、屋外にいるみたいですね。雨や夏の暑い日もここなら存分に遊ばせてあげられますね」(北村さん)。 運動不足の犬から機能回復を目ざす犬までサポートしてくれるのが「フィットネス」。特にエネルギーを発散させたい犬にはプールでの運動がおすすめだとか。「ウォーキングを水の中で15分すると1時間散歩をしたのと同じ位の運動量になります」(動物看護師・今井さん)そのほか、犬同士や人と生活する上でDATA大型複合施設「WANCOTT」神奈川県横浜市中区山下町168-1レイトンハウス横浜3F・4F(総合受付 4F)045-264-8730(受付時間 10:00~20:00)年会費1000円 /1頭+施設利用料(サービス内容による)JR京浜東北・根岸線「石川町」駅より徒歩6分、みなとみらい線「元町・中華街」駅より徒歩8分、首都高速3号狩場線「横浜公園」出口から車で3分 http://wancott.com/住¥交問HPパピーからシニアまで安心して利用できる施設はツーフロアーでコミュニティスペースもドッグランも広く、清潔さも完璧でした。特にドッグランの吹き抜けは開放感があって気持ちいいですね。スタッフも多く、皆様素敵な方ばかりで好感が持てました。機会があれば利用してみたいですね。のルールやマナーを教える「トレーニング」、24時間体制で介護を行う「介護・老犬ケア」、全室個室の「ペットホテル」まで、パピーからシニア犬まで利用できるサービスが充実。見学を終え、さぶ君もすっかりリラックス。「こんなに色々なサービスがあるのには驚きました。愛犬家にとっては心強いですね」(北村さん)車椅子で頑張って歩いてるね。偉いぞ自由に遊べて楽しいな♪ワンコットンなどを運営してきた。その中で、2014年「ヨロシク♪まるだい」がスタートした。「家にこもっている人たちが気軽に立ち寄れる場所をつくりたいな、という思いがずっとありましたので、まずは食事に来てくれる、それをきっかけに仲間がつくれるといいなと思ったんです。ランチは300円、教室参加も100円から。ワンコインはよくあるけれど、もっと気軽に来られる金額にしたいなと」 そこには鷲尾さんの助け合いの理念がある。「地域ささえあいセンター ヨロシク♪まるだい」。事業所名としても店舗名としてもちょっと不思議なニュアンスだが、なんだかとても楽しそう。「いい名前でしょ。ここは《まるだい酒店》という昭和初期から続く酒屋さんだったの。地域の人はそれを知っているから、どうしても《まるだい》と入れたくて」と笑うのが、「認定NPO法人ぐるーぷ藤」代表の鷲尾公子さんだ。ここでは体操、麻雀、フラダンスなど、誰でもすぐに参加できる教室の開催、月曜日から金曜日には300円でのランチ提供、また医療、介護、子育てなどの相談窓口として、毎日、地域のお困り事に対応している。 鷲尾さんの活動は、26年前、「歳を取っても病気になっても、障がいがあっても、安心して暮らせる街を創りたい」という理念の元に、たすけあい活動から始まり、介護保険事業所、子供、障がい者、高齢者が一緒に暮らす福祉マンショ会長の鷲尾公子さん。1992年5人の勉強会からはじまった「ぐるーぷ藤」で地域貢献に携わってきた相談窓口カウンターにはスタッフが常駐。スタッフから進んで声がけしている元々は酒屋だった店舗。目立つ看板のほか、窓際の棚には手作り品のレンタルボックスもあるランチタイム風景。テーブルは大きなもの。相席なのでひとりで来ても誰かと話ができる信頼関係を築き心を開く場所にしたい

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