porta 2018 #032

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街づくりを実践している。その一環として開催された「本郷百貨店祭り」を訪ねた。「地元の商店はもちろん、社会福祉法人の方々などの協力で賑わい、毎年楽しみにしてくれる人も多いんです」と長谷川さん。会場には大型のエアー遊具が設置され、チラシについた無料券を手に子どもたちが続々とやってくる。それを笑顔で迎えるのが、学生ボランティアだ。入口近くでは、震災復興支援の団体が陸前高田市から訪れた人々や学生ボランティアとともに地元の名物を販売。「街 ing 本郷」のブースでは、副代表理事の栗田さんとともに、学生ボランティアも販売を担当。別の部屋では、副代表理事・川又さんのつながりで文京区薬剤師会による「おくすり相談」を開催しており、身長、体重、体脂肪や骨密度の測定までを無料で実施していた。どのブースでも共通するのは老若男女の誰もがイキイキとした笑顔であること。「つながり」で笑顔が生まれ、それが街の強さになっているのだ。「学生たちもここでの活動を自分の授業のレポートなどに活かしているようですよ」　様々な組織と人をマッチングしている「街 ing 本郷」。それぞれの立場を大切にしながら、横につなぐことで「したい人」「されたい人」「社会・街」の三方よしの会場には、子どもに人気のふわふわエアー遊具も。チラシの「無料券」を持って集まる子どもたちに応対するのも学生ボランティアだサクッとした生地が絶品の「ブルーベリーデニッシュ（100円）」本郷に住んでいた夏目漱石にちなんだ和菓子「そうせき（160円）」陸前高田市から訪れた広田食堂の「鍋焼き（100円）」は素朴な甘さ和菓子の販売コーナー。「左を上にして包むんだよ」と店主の栗田さんが箱の包み方を指導副代表理事・川又さんのネットワークで、文京区薬剤師会の「おくすり相談」も同時開催陸前高田の郷土のおやつ「鍋焼き」や特産のわかめなどを販売する「広田食堂」も大にぎわい来場者先着500名にプレゼントされた「文の京 ハートフル工房」の手作り製品。配布時間には長蛇の列に障害者施設の商品を販売する「ハートフル工房」の「豆パン（100円）」本郷百貨店祭りで「つながる」強さを実感