porta 2019 #033
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「和歌山に行きましょう」 徳川家康の第10男・頼宣が入城し、水戸、尾張と並び、徳川御三家のひとつとして歴史を刻んできた。現在の天守閣は1958年に再建。史跡和歌山城❶御三家の風格が漂う白亜の天守閣DATA073-422-8979(和歌山城天守閣)和歌山市一番丁3問住3日目車で15分車で15分車で1時間車で30分勝浦温泉❻ 太地町立くじらの 博物館❼ 橋杭岩❽ 潮岬南紀白浜空港でレンタカー返却和歌山駅よりレンタカー❶ 史跡和歌山城❷ 紀州梅干館❸ 白良浜、千畳敷、 三段壁白浜温泉 宿泊1日目車で10分車で30分車で5分車で1時間白浜温泉❹アドベンチャーワールド❺ とれとれ市場  南紀白浜2日目車で10分車で10分車で1時間10分勝浦温泉 宿泊 白浜町では、美しい白良浜、太平洋に向けて突きだす岩盤・千畳敷、高さ50m~60mの断崖・三段壁など変化に富んだ海岸風景を。白良浜、千畳敷、三段壁❸真っ白でサラサラの砂浜、ダイナミックな岩壁が圧巻DATA0739-43-5511(白浜観光協会)西牟婁郡白浜町問住上/白砂が延長620mに広がる白良浜 下/千畳敷は打ち寄せる荒波が壮観千畳敷の南海岸にそそり立つ三段壁和歌山の旅取材・文/中林貴美子 写真提供:公益社団法人     和歌山県観光連盟2泊3日1日目上/梅干し作りの工程を見学できる 下/酸っぱいものから甘いものまで、好みの味付けで自分好みの梅干しに。体験料2000円~とれとれ市場 南紀白浜❺漁業協同組合が運営する海鮮マーケット 敷地面積1万5000坪と西日本最大級の市場。水族館並みの巨大水槽に、クエなどの魚が回遊。近海物の生マグロの切り売り販売が人気。DATA0739-42-1010  西牟婁郡白浜町堅田2521問住右下/園内に6頭のジャイアントパンダが暮らす 左下/キリンにおやつを与えることもできる天守閣に登れば、和歌山市街や紀ノ川のゆったりした流れが見渡せる上/店内には、地魚をはじめ多彩な魚介が揃う 右下/大型バスも駐車可能な大駐車場あり 日本一の梅の産地であるみなべ町にあり、梅干しの工場見学が可能。館内では、年間を通して梅干し作り体験や梅ジュース作り体験も開催。紀州梅干館❷DATA0739-72-2151 日高郡みなべ町山内1339問住学んで、作って、味わえる。紀州産南高梅の工場見学 陸、海、空の動物約1400頭が自然のままに生きる姿を間近に見ることができるテーマパーク。2018年に生まれたパンダの赤ちゃん彩浜も公開中。アドベンチャーワールド❹パンダのファミリーやキリン、イルカと接近・遭遇DATA0570-06-4481西牟婁郡白浜町堅田2399問住さいひん2日目和歌山駅南紀白浜空港白浜温泉勝浦温泉❻❼❸❷❺❹❶❽演武終了後に記念撮影。「あそこがちょっと…」と言いつつも、メンバーも監督の寒川さん(左から4人目)もほっとした笑顔「健康にいいかなと思って、軽い気持ちで始めたのですが、奥が深い太極拳にハマってもう15年続けています」というのはメンバーの前田さん。打田さんも「腰痛がひどかったので、少しでも良くなればと思って始めて18年になります」と言う。さらに、教室で習うだけではなく、ねんりんピックをはじめとした競技大会に参加することも練習の励みになっているに違いない。 得点は演武終了後に随時発表されるため、ほかのチームの得点が出るたびに一喜一憂。最後のチームが演武を終了し、和歌山チームは7位優秀賞が決定した。「2019年は和歌山での開催で、私たちがもてなす側。今年は30名のスタッフが富山入りして、大会の運営方法などを学んでいます」と寒川さん。次回の和歌山大会では、地元開催の利を生かし、より輝く成績をおさめることだろう。 ねんりんピックでは、競技の参加者全員に富山の特産品をプレゼント。富山のシンボル・白山と太陽をモチーフにしたトートバッグの中身は、日本酒やドレッシング、富山の昔ながらのお菓子など、ちょっとずつ多彩に揃う。また各会場ごとに、地元の特産品店が出店。会場により店は異なるが、「富山湾の宝石」と呼ばれるシロエビやホタルイカの加工品、和洋菓子が販売されており、会場内で土産選びも楽しめる。競技を終え、緊張感が楽しんで、輝いて見事7位優秀賞を受賞特産品のお土産やお弁当も楽しみの一つ解けた選手たちはもちろん、応援・観戦に訪れた人も出店を巡って買い物できるのが嬉しい。 競技参加者のランチは、富山が誇る郷土料理や地元食材を使ったおかずのお弁当。1日目には「ます寿し」「ブリ」「ホタルイカ」「シロエビ」が勢揃い。2日目には「とやまポークの2色ご飯」「棒鱈」など、4日間がすべて違うメニューなので、大会中飽きることなく美味しくいただける。ねんりんピックは、競技することだけではなく、ショッピングや食べることを通して、地元の良さを実感できる祭典でもあるのだ。「毎年いろんな場所に行けるのも魅力です」監督の寒川さんお弁当にはシロエビのかき揚げ、赤巻きかまぼこなど富山の郷土料理がぎっしり参加者に配られる富山県の特産品。トートバッグ入りで持ち帰るのに便利なのが嬉しいチームメンバーの前田眞千子さん(右)と打田鈴子さん(左)

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