porta 2019 #033
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取材・文/中林貴美子 撮影/筒井聖子『自分もやってみよう』と生きがいを見つけるきっかけとなってほしいのです」という西川さん。そのため広報キャラバン隊は、大会までに県内の60回以上のイベントを巡って大会をPR。さらに2018年10月にはよしもと芸人を応援大使に任命。ねんりんピックのたすきをかけてTV出演するなど、地元での認知度アップをはかっているという。「まずは県民がねんりんピックの存在を知ること。そして、全国から集まる1万人ものねんりんピック参加者に和歌山の魅力を発信してほしいと思っています」「文化面でもスポーツ面でも和歌山には自慢となるものがたくさんあります。例えば国宝の保有数は全国6位。日本サッカーの生みの親、中村覚之助氏は現在の那智勝浦町出身で、八咫烏(やたがらす)がシンボルとなった所以でもあります。全国高校野球選手権大会スタートの中心的役割を担った田村木国氏も現在のかつらぎ町出身です。今大会では交流大会に「合気道」が初登場しますが、実は合気道創始者の植芝盛平氏が和歌山県田辺市出身。また御坊市で『健康マージャン』の大会を開催するのは、麻雀製品製造で日本一のシェアを誇る会社が御坊市にあるからなんです」と西川さん。縫い目なしのニットが宇宙服に採用された島精機製作所があることから、イベントではファッションショーを企画。さらに日本有数の漆器産地であることから、メダルは紀州漆器の技法を取り入れた。 食の面でも、かつおぶしや醤油は和歌山が発祥。生マグロの水揚げ量日本一、みかんや柿、梅、山椒の収穫量日本一など、豊かな山海の幸を誇る和歌山県。大会で提供されるお弁当も地元自慢の食材や郷土料理を盛り込んだものをと計画しているという。「ねんりんピックではそんな『和歌山の魅力』を開会式や交流大会、イベントでも発信していきたいと思っています。そして、県民総参加の真心こもったおもてなしで『和歌山に来てよかった!また来たい!』と思っていただけるような大会を目指しています」「国産ピアノを誕生させたヤマハの創始者も和歌山市出身なんですよ」紀州犬をモチーフにしたマスコットキャラクター「きいちゃん」のぬいぐるみやグッズで大会をPRしている実は「発祥」が多数。和歌山の魅力アピールTV番組やSNSでねんりんピックをPRしています!和歌山県 住みます芸人「わんだーらんど」もねんりんピックを応援

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