porta 2019 #035
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 69歳でマルタ共和国に6週間、70歳でカナダに7週間留学した加藤義一さんに体験談を伺った。「留学の動機は、ボケ防止のためにと65歳から始めた英会話がなかなか上達せず悩んでいた時、テレビで同世代の女性がマルタ留学を楽しんでいるのを見たこと」という加藤さん。2回目のカナダ留学は、マルタでの留学経験を活かし、もっと多くの人とたくさんの会話を楽しめる英語力をつけたかったからだという。「留学中は、ディスカッションへの参加がとてもためになりました。間違ってもいいからしゃべる事が大切であると教えられました。また、土日のツアーに積極的に参加し、現地の歴史、文化や自然を学ぶこともできました」バンクーバーでは特に積極的な生徒に選ばれ、卒業セレモニーでスピーチをしたという加藤さん。「留学先には世界中から英語の勉強をしに来ています。同レベルの現地での生活を楽しみたい、文化に触れたいという方も多いんです」と加藤さん。 留学ジャーナルが「大人の留学」を出し始めたのは15年ほど前だが、以前からニーズはあったという。90年代のはじめ、80歳代の男性が留学を希望し、ひとりで1年間、ニュージーランドに留学した。「シニアにもニーズがあるなら応えたいと、学生向けとは別に、30歳以上の方が同世代の方々と一緒に学べ、1人から参加できる『大人の留学』をスタートしました」 コースは1週間〜1カ月の短期が中心で、ホームステイのほか、マンションタイプのレジデンス滞在型もあり、イギリスではパブ、フランスならワイナリーを訪ねる大人ならではのプログラムも用意。「帰国後に英会話教室を開いたり、外国人観光客のガイドをしたりと、留学経験を地域貢献や社会貢献に活かす方もいますが、経験者の声で一番多いのが『世界中に友人を作ることができた』『自分はまだまだ若いと気付かされた』という声なんですよ」英語力の人と学んでいるので、年に壁もなく若い人とも仲良く会話しました。バンクーバーでの経験の全てが、私の一生の宝物です」 留学ジャーナルは、人生に前向きでアクティブなシニアの留学への夢を叶えている。バンクーバー最後の日にクラスメイト、先生とピクニック。中央奥が加藤さん留学への第一歩を踏み出して留学ジャーナルは、留学相談から滞在中のケア、1983年創刊の留学情報誌「留学ジャーナル」の発行などで留学をトータルサポートマルタでホームステイした家のダイニングでホストマザーと。「現地の食事を美味しくいただき、毎日のチャットも付き合ってくれました」「私自身も社会人になってからホームステイで留学しました」という加藤ゆかりさん2度の留学経験が一生の宝物に13歳の2代目クッキーちゃんは人が大好き!満面の笑顔で迎えてくれた今の仕事のきっかけを作ってくれた初代クッキー。「僕の名はクッキー」という本も出版るほどに。「仕事とは、事前の準備、実行、反省の繰り返しです。決められた時間を守る、お礼を言う、こうした土台は大学時代のアルバイト経験や会社員時代に培われました。仕事で失敗もありましたが、すべての経験が今の仕事にとても役に立っていると思います」 こうした地道な努力が実って徐々に信頼を得られるようになり、お散歩の依頼も増えていった。ちょうどその頃、ペットブームも重なり、テレビや雑誌などの取材の依頼がくるようになった。「おかげで、全国から自分もお散歩屋さんをやりたいという人が訪ねて来るようになりました。そのほとんどが60歳以上の人です」  こうしてお散歩屋さんを始めて3年目にフランチャイズ展開することになった。多い時は全国に100店舗を超え、年間売り上げも相当な金額に。しかし、最初はやる気があった人も徐々に辞めて行き、今では加盟店は30店舗ほど。「犬のお散歩は誰にでもできるんです。始めるのは簡単ですが、それ古田さんと一緒に過ごした愛犬たちの写真がリビングの至る所に飾られているずっと犬が好き!犬がいない生活は考えられないね以前は犬に噛まれたこともあった古田さんだが「犬でいやな子はいないね」と話すを継続していくのが難しい。だからFCの方々に毎日チラシを10枚配り、ポスターを3枚貼りなさい、と言っています。こうしたことを毎日コツコツ、着実に積み重ねていっている人は今でも犬のお散歩屋さんとして成功しています」 今なお古田さんはポスティングとチラシの手渡しを欠かさない。「チラシ配りはいわば種まき。種をまかなきゃ実らないから。100件まいて2件くればいいですよ」 体力が続く限り、お散歩の仕事は続けていきたいと話す。「犬と一緒に毎日1万歩以上は歩いているから足腰も丈夫です。健康でいられるのは犬たちのおかげですね。80歳までは続けていけるように頑張りますよ」

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