porta 2020 #036
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取材・文/中林貴美子撮影/本美安浩和元年の日本スポーツマスターズなどスポーツの全国大会を多数開催。その実績をねんりんピックにも活かしたいという。「岐阜大会では、スポーツ交流大会、ふれあいスポーツ交流大会、文化交流大会あわせて過去最多の31種目を開催します。ただ、岐阜県には42市町村があります。『オール岐阜』での祭典にするため、通常の交流大会に加えて県独自のふれあいレク大会32種目を催し、全市町村を会場にします」。 ふれあいレク大会は、年齢を問わず(一部制限あり)誰でも参加可能。マグダーツ、男女混合綱引などユニークな種目もあり、誰もが楽しめる。全国で第7位の面積を誇る広大な岐阜県全体がねんりんピック会場になるのだ。「全国から集まる参加者に『オール岐阜』での心のこもったおもてなしをするのが目標です」という丸山さん。その言葉通り、実行委員会では、これまで大会テーマ公募や小中高校生対象のポスター公募などでねんりんピックの開催を幅広い世代の県民にPR。令和元年11月には岐阜県庁前にカウントダウンボードを設置。応援大使の岐阜県出身の元ショートトラックスピードスケート選手・勅使川原郁恵さんを迎えて盛大に除幕式が開催された。また、今年は「清流の国ぎふ」のマスコット・ミナモとともに岐阜県全42市町村を巡回する。 さらにねんりんピックの開催を契機に県民の健康寿命を伸ばす取り組み「ねんりん運動」を推進。その一環として、樹齢60年以上の丸太のピースに県内の全市町村長が健康長寿宣言を記し、長良川競技場に展示する。大会終了後は各市町村に寄贈し、長く掲示する予定だという。「ねんりんピックを一過性のものにせず、健康寿命を伸ばす取り組みを県民運動として長く継続させる仕組みづくりもしているんです」「各大会会場からの岐阜県の魅力が楽しめる『観光ツアー』も考案中です」カウントダウンボードは岐阜県民が積み重ねてきたおもてなしの心をイメージした年輪のかたち2020の法被を着たミナモが「ねんりんピック岐阜2020」のマスコットキャラクター。多数のグッズが大会を盛り上げる長良川競技場に設置予定の各市町村長による健康長寿宣言ボードのイメージねんりんピックを「ねんりん運動」として継続させるしくみも健康長寿宣言は、樹齢60年以上の県内産ヒノキのピースに

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