かしたいとの思いがありました」と話すのは社長の加藤景司氏。 「とはいえ、土日は誰が働くのか？ また周囲は住宅地ゆえ、振動や騒音の心配があり夜間操業ができません。そこで、週末でも時間に余裕を持つ高齢者に注目しました」 募集の結果、100名以上の応募が殺到。明るく前向きなパート社員15名を採用したものの経験者 絞り加工など、高い技術を強みに家電や自動車部品を製造する「加藤製作所」。平成14年より、60歳以上のパート社員の募集を開始し、今も定期的に継続中だ。 「私が専務だった20年ほど前、利益アップを目的に土日も工場を動社長のユニークな発想で経営の長期安定を実現取材・文／河井和美 撮影／本美安浩「時代にマッチしながら、シニア世代が常に働ける場を提供し続けることも大切です」～土曜・日曜は、わしらのウイークデイ活躍中の高齢者は平均年齢70歳。「加藤製作所」～「意欲ある人、求めます。ただし60歳以上」。この斬新な募集広告が功を奏し、更なる会社経営の安定化に成功したプレス板金総合メーカー「加藤製作所」。「元気なうちはいつまでも働きたい」と、シニア社員が元気に活躍している。今どきシニアと企業の新しい関係
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