porta 2021 #039
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メンバーの四股名を記し、番付表のように会場に掲示 シルバーeスポーツを楽しむメンバーは60〜80歳。インベーダーゲームに夢中になった人も、ゲームとは無縁だった人もいる。 「ゲーム経験はなかったけれど、家にいても娯楽がない。ここに来るのが楽しみだよ」と言うのは元警察署長の丸川さん。 「思ったより楽しかった。思わず熱くなっちゃうね」と言うのは今回はじめて参加した小林さん。同じく初参加のにしさんも「実はインベーダーゲームにはかなり貢いでいました(笑)。このゲームは初めてだけど、勝ててよかった」と笑う。 「このゲームは、人対人で対戦できるのがいい。ほかのゲームはしないけど、これはハマってる」とさいたま市民テレビの担当でもある井出さん。 臼井山こと臼井英夫さんは「普段から体を動かすようにしていますが、eスポーツでは指先を集中して動かせるのがいい」と言う。 「さいたま発祥のシルバーeスポーツを世界に広めたい」と語ってくれたのは、文化・芸術・創作活動を行う一般社団法人令和まほろば会代表理事でもある佐々木譲さん。全国はもとより、韓国や台湾などからも注目され、取材を受けているシルバーeスポーツなら、決して夢物語ではないはずだ。 水野さんは言う。「私自身も10年前に脳出血で一時、半身不随になったんですが、リハビリでテレビゲームを楽しんでいました。シルバーeスポーツは『生きる力の醸成』になるんです」シルバーeスポーツを世界に広げたい住 さいたま市浦和区北浦和5-1-6-302 048-762-7515(さいたま市民ネットワーク) saitama@beetle.ocn.ne.jp住電Email「集まることが楽しいんだよね」と笑い合う臼井英夫さん、佐々木譲さん、丸川國俊さん、井出哲由さん(写真左から)ゲームを楽しんだあとは新メンバーの紹介や今後の運営についての会議に新しくメンバーに加わった小林保二さん(左)と、にしかずみさんは音楽家仲間でもあるそうさいたま市民シルバーeスポーツ協会さいたま市から全国へシルバーeスポーツを発信!シルバーeスポーツ用ゲームと装置の開発を!

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