porta 2021 #040
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毎日、午前中に音楽リハビリの時間として歌いながら体操したり、みんなで楽器を持って演奏会をしたり。コロナ禍で、歌えない時期もあったが、今はしっかりと感染予防の対策をしながら再開している。音楽があふれる空間はとても楽しい。全員が幸せそうな表情をしている。ピアノ、ギターをはじめ、ハーモニカ、笛、タンバリンなどさまざまな楽器をこなす藤屋さんだが、社会人になってエレクトーンを3年間習っただけで、あとは独学という。エレクトーンはこの秋から再び習うことにしているそうだ。 「音楽はなんでも好きですが、とくにフォークソングに夢中になりました。フォークデュオ『ふきのとう』の曲が好きで、ギターは10代の頃から弾いています」 今年還暦を迎えるにあたり、記念になにかをしたいと考えていた藤屋さんが選んだのは、「こらしょ」のオリジナルソングを創ること。施設のご利用者たちとみんなで歌って体操もできる曲があったらいいな、と1年前から考えるようになり、その作詞・作曲を青春時代から好きだった元ふきのとうの山木康世さんに依頼することにした。完成した『一年の歌』は軽快なリズムと歌詞に歳時記が盛り揃いのユニフォームでスタッフ全員集合。左の私服の女性は調理師さんトイレまでは緩やかな上りスロープ。スタッフが支えてくれる塗り絵は人気プログラムのひとつ。会話も弾む季節ごとの下絵が用意される。なかには玄人はだしの作品も切り絵、塗り絵、絵画など利用者の作品が壁に展示されている。色鮮やかで心がなごむ還暦記念に施設のオリジナルソングを制作

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