porta 2022 #042
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 長谷部さんは農業アカデミーに通いつつ土地を探し、卒業とほぼ同時に農業をスタートした。 「この歳から始めるからには失敗はしたくない。はじめは露地だけも考えましたが、悪天候や急激な気温変動など天候に左右されにくいのはハウス栽培。さらには価格の乱高下が少ない上に、大人にも子どもにも人気があるいちご栽培を選んだんです」も 4の棟の「の自ハ分ウでスでのき本る体こはと外は注自し分たで」と、高設ベンチ、給排水装置、ハウス内の温度によって天井や壁のカーテンが自動開閉する空調システムの電気配線、自動販売機前のデジタルサイネージ(電子看板)などは、前職での生産関連の技術を活かして手作りした。 「いちご栽培については、JAや県の農業技術センターに教えてもらったり、農家のYouTubeの動画を参考にしたりしました。それでも1年目はうどんこ病、2年目はハダニで思うように収穫ができなくて大変でした」と長谷部さん。3年目からうどんこ病やハダニを予防するUVランプと天敵ダニなどを導入し、収穫量が安定してきたという。 「肥料配合も、灌水調整や病害虫前職の経験を活かしてハウスのシステムを構築全体が赤く、ヘタが反り返っているのが完熟ですいちごの受粉に欠かせないミツバチも快適なハウスで活発に活動中農薬を使用せずにうどんこ病を予防UVランプを導入する「安心・安全」の藤沢市郊外の2000㎡の敷地に、いちごハウスと露地栽培の畑、自動販売機があるハウスは保温性を高めるため内張りカーテンを設置。温度により自動開閉する完熟の甘いいちごを見極め、ひとつひとつ優しく丁寧に摘み取っていく長谷部さんいちごのパック詰め作業。「はじめの頃は、1パックを250gに揃えるのに苦労しました」

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