ヨコハマ・オーバーガールズは、プロの作編曲家・渡邊卓さんがプロデュースする40歳以上の女性7名のボーカルグループ。2017年に結成し、毎週月曜に集まってみっちり2時間、歌と踊りの練習を重ねている。 「声が前に出てない!」「音程が違う!」と渡邊さんの指導でハーモニーをチェック。「左手はこうして…」「ここはクニちゃんが前に出て」と振り付けはリーダーでもある大橋眞由美さんが中心になって全員で組み立てていく。 現在、渡邊さんが手がけたオリジナルの歌が7曲。老人ホームなどの介護施設の慰問や地域イベントでは、昭和や平成の歌謡曲など多数のレパートリーから歌と踊りを披露している。 「自分の作品をデモテープなどの形にするパフォーマーが欲しかったから」と結成の目的を教えてくれた渡邊さん(名義はTA・COOL)は、AKB48やアニメ、CMなどの曲を手がける現役の作曲家。「40歳以上限定のグループにしたのは、自分自身が歳を重ねて、作品も年齢に合ったものになってきたから」という。 「卓先生にはキビシイことも言われてヘコむこともあるけれど、毎週の練習日が楽しみ。私の中では、この練習日が第一優先なんですよ」という木村眞紀子さん。元はアマチュア声楽家だったという八原和子さんは「きちんとした練習をするグループだからこそ参加したんです」とキビシイ練習ならではの達成感にヤリガイを感じているようだ。表現できることがある大人だからこそ表現できる歌がある「しっかり音をとって」音楽のプロ、卓先生の言葉に真剣に耳を傾けるメンバー「Thema of OVG」「Forever Girls」「氣分は上昇」などのオリジナル曲の楽譜「若いグループと違って、みんな大人だからこそ続いている」と渡邊卓さんこの日は「R65全国どきTuberコンテスト」の副賞でベルーナより贈られたお揃いの衣装で練習の音源はタブレット。音程のチェックはキーボードアプリを活用している「手の角度はこのくらい」と振り付け担当の大橋さんが細かくチェック40歳以上だからこそ
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