porta 2022 #043
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休HP 店舗をオープンして12年、ここでは洋服だけではなく、バッグやアクセサリーなどさまざまなワークショップを開催してきた。 「洋裁やもの作りにはたくさんの工程があって、全部をひとりでやるのは大変です。でも、ワークショップなら、型紙とりや布の裁断などの面倒な工程はこちらで担当して、参加者は楽しいミシンかけから完成までを体験できるのが好評なんです」と有希さん。 技術面では君子さんが58年の経験を活かしてアドバイスし、有希さんが得意のデザインや接客でサポート。お互いの長所を活かして円滑に運営している。 「母娘だからケンカもあります。でもそれは店やお客様のため。もの作りが好きという想いは同じなので、すぐに仲直りできるのも母娘だから」と笑う君子さん。 コロナ禍でミシンスペースを開けなかった期間を経験。そこで洋裁キット販売を始めた。 「これまでは、来てもらわなければならなかったけれど、こちらから届けることもできると思って」 洋裁キットは、裁断済みの布 「都内にいると何でも手に入る気と材料を送るだけではなく、あらかじめ完成品を着用し、洗濯してその着心地や縮み方なども検証して販売しているという。がしていますが、地方には材料がなくて困っている人も多いんです。今後は、ズームを利用したワークショップも計画中です」章 君は子、ささらんにと充有実希しさてんいのき人そ生う第だ2。要望や時代に合わせてサービスも次々に進化「刺しゅう用ミシンを使えば、オリジナルの日傘も作れるんです」(君子さん)「帽子が好きで、とうとう手作り本まで出版しました」(有希さん)夏のワークショップでは、華やかなプリント柄で着心地のいいワンピースを製作足が長く見えると好評のnicoオリジナルストレートパンツとウエスト切り替えのジャンパースカート世田谷区上祖師谷7-19-1603-6279-698710:00〜18:00 木曜は〜20:00日祝は〜17:00 ※完全予約制月曜 https://nico2525.exblog.jp左/9月のワークショップで作った「切り替えボレロ」下/日傘の刺しゅうは手縫いでビーズを加えてゴージャスに個性的な帽子だって手作りできますミシンカフェ&ラウンジ nico住電営

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