porta 2022 #044
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「社交ダンスを始めたのは、定年後に趣味を持たなくてはと友人に誘われたのがキッカケ」という大加田さんは、森田さんとともに20年以上ねんりんピックに参加し続けているという。「筋肉は常に作り続けなくてはいけない。だからダンスは一生続けます。ねんりんピックで全国を訪ねられるのも楽しみですから」と森田さん。「実は膝を痛めて4〜5年のブランクがあったんです。でも楽しく踊るのが大切と復帰し趣味、健康、生きがい…。浦さんは「私にとってダンスは全ダンスの目的はさまざまました」というのは福岡さん。松てを貢ぐような存在」といい、次はもっと上を目指したいと意欲的だ。羽田さんとジムで知り合ってペアを組んだという白石さんは「ゴルフもやっていたけど、ダンスは姿勢が良くなると聞いて始めたんですよ」という。 趣味や健康など、目的はさまざまだが誰もが「楽しく踊りたい」と口を揃えるのもダンススポーツの醍醐味。羽田さんは「次のねんりんピックの会場は愛媛県。もてなす側としていい大会にしたいです」と締めくくった。 「いろんな味が楽しめる」と好評だったお弁当の食材は、もちろん神奈川県産が主役だ。応援者向けには神奈川を拠点とするキッチンカーも設置。川崎大師で知られる川崎市だけに、ふるまいコーナーでは大師参道に店を構える店舗のせんべいを配布し、アトラクションでは地元和太鼓集団が勇壮な太鼓を披露していた。ねんりんピックは、全国から訪れる参加者に地元をPRし、自慢の美味しさ、楽しさを提供する場でもあるようだ。川崎らしさを感じるふるまいやおもてなしペア歴10年以上。「難しさが楽しさになるんです」と羽田・白石さんペア立野隆夫さん(74歳)、福岡律子さん(75歳)ペアを組んで20年以上という息の合った大加田・森田ペア神奈川県産のしらすご飯や湯河原名物のきび餅が入ったお弁当大加田光国さん(78歳)、森田陽子さん(78歳)「音楽にのれるのが魅力なんですよ」という岩田・松浦さんペア立野・福岡ペアは結成1年目でお互いにねんりんピック初出場ふるまいコーナーで川崎銘菓などを配布川崎大師名物の「だるませんべい」会場前にはカフェや軽食などのキッチンカーも岩田博さん(76歳)、松浦美紀子さん(60歳)羽田利秋さん(77歳)、白石嘉代子さん(64歳)

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