「私たちの子育て支援は、あい・ 「ところが気付くと子育て・家族と 地する域NのP子O育法て人支あ援いを・事ぽ業ーのとス柱テーション。港区の旧幼稚園舎を利用して開設した《港区子育てひろば「あい・ぽーと」》の運営のほか、子育て支援のための人材育成、情報提供などを行っている。そのひとつが「子育て・まちづくり支援プロデューサー養成講座」だ。ぽーとステーションがスタートした時から、子育て支援は親支援。親がハッピーにならないと、子どもがハッピーになれるわけがないという考え方なんです」と代表理事の大日向雅美さん。 そのため設立当初から「あい・ぽーと」の運営とともに「子育て・家族支援者」養成を行ってきた。支援者は女性ばかり。そこで注目したのが、定年を迎えた団塊世代の男性です。高度経済成長期を支えてきた人生経験豊かな男性の力を地域の子育て支援に活かしたいと、2013年に住友生命保険相互会社の助成により『子育て・まちづくり支援プロデューサー養成講座』をスタートしました」 養成講座は無料だが、恵泉女学園大学の学長でもある大日向さんをはじめ専門分野の第一線で活躍する講師による講義とレポート提出、フィールドワークなどで、1コマでも落とすと修了できないという厳しい内容だ。 「今年で11期となりますが、企業人魂を培ってきたみなさんはとても熱心。トークセッションでも積極的に発言してくれ、頼もしい存在です」と大日向さんはいう。 修了後は「子育て・まちづくり支援プロデューサー(通称:まちプロさん)」として「あい・ぽーと」に集まる親子に手遊びを教えたり、絵本を読み聞かせる「まちプロタイム」への参加など、子育て支援をはじめとした新たな共生社会づくりの活動ができる。 「今はまだ『あい・ぽーと』が中心の点の活動ですが、日本各地からの受講者も増えているので、まちプロさんの活動を全国展開して、各地に新たな共生社会を実現させたいです」養成講座を修了し子育ての支援者に豊富な社会経験が子育て支援に役立ちます旧港区立青葉幼稚園の施設を活用した港区子育てひろば「あい・ぽーと」の入口館内のガーデンカフェ「あい・ぽーと」。手づくりランチやティータイムが楽しめる親子で楽しく遊び、まちプロさんとも交流できるつどいのひろば「ひだまり」NPO法人あい・ぽーとステーション代表理事/恵泉女学園大学学長 大日向雅美さん
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