porta 2024 #047
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地元の方のおもてなしで穏やかな気持ちに健康づくり教室では健康寿命を考える工夫も 「45年卓球を続けてきて、生涯現役を目指して走り込みなどのトレーニングをしてきました。卓球を通して多くの人と出会えたことで、人としての幅が広がりました。卓球が私を育ててくれたと思っているほど。私はねんりんピック初参加ですが、その恩返しのようなつもりで監督を引き受けました。監督というより、滞在中の世話役という感じですが」と微笑む厨子さん。とはいえ試合中は「楽しんでいきましょう」といった声かけや対戦相手の攻略法など、メンバーに対する積極的なアドバイスも。これからもチームメンバーはもちろん、全国の卓球ファンとの交流を続けたいという。 「ねんりんピックに参加するなら観光も楽しめるところがいいと思って」と、厨子さんには愛媛県という開催地も魅力だったそう。 「大会にはプレッシャーがつきものですが、ねんりんピックは地元の方のおもてなしや気遣いが感じられて、穏やかな気持ちになれますね」と、この大会ならではの雰囲気を満喫していた。体育館の隣に開設された「イベント 広場」には、地元食材を使ったメニューを提供する多彩なキッチンカーが登場。選手はもちろん、地元の親子連れなどでも賑わっていた。健康づくり教室では「健康イベント」としてスタンプラリーを実施スが設置され、スタンプを集めると記念品をプレゼント。「健康寿命」について、楽しみながら学び、体験できるように工夫されていた。。9つのブー「6月からラージをはじめて月に1回練習してきました」(来海栄さん)粘り強く守り、鋭く攻撃するプレーが印象的な瀧本康子さんかわはぎバーガーやラーメンなどのキッチンカーがズラリ会場では甘〜い愛媛みかんが食べ放題。選手に喜ばれていた「対戦した仙台市からは『白松がモナカ』のお土産をいただきました」(坂口さん)「鳥取県チームのお土産は特産の梨のゼリーなんですよ」(来海悦子さん)結成半年とは思えない息の合ったプレーの西谷さんと安藤さん「来年は鳥取県開催。ぜひ観光も楽しんで」(瀧本弘さん)エコバッグやタオル、みかんジュース、ピンポン球などのおもてなしグッズは宇和島市からのプレゼント「勝ち負けより、みんなでワイワイガヤガヤ楽しめるのがいい」(厨子さん)

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