porta 2024 #048
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旧養魚場が里の自然を知る施設に鳩ノ巣駅でレンタルした電動トゥクトゥク「Emobi」で約5分。「さとローグ」に到着した小谷さんと島本さんは、食事の前に庭を散策。総支配人の秋山拓実さんが「ここは以前、養魚場だった場所で、その生け簀を利用して自家農園やビオトープに再生しています」と案内してくれた。近くの滝から勾配だけで生け簀に水を溜める水路と、それを利用したワサビ田、その先にある多摩川は、自然の水を巧みに利用した里山らしい風景だ。「ワサビってこんなふうにできるのね」「水がとてもキレイ」と2人とも感激の様子。自家農園では副料理長の高波和基さん「Satologue」取材・文/中林貴美子 撮影/筒井聖子さとローグ多摩川の清流が目の前。サウナは2025年春に宿泊棟が完成したあとは、宿泊者限定の利用となる予定都心から電車で1時間強とは思えない景色ね電動トゥクトゥク「Emobi」で目的地に到着。レンタルは「えもび鳩ノ巣」で1時間2000円〜里山の清流沿いで過ごす至福の時間JR青梅線古里駅と鳩ノ巣駅の間にある「Satologue」。JRの線路と多摩川に挟まれた里山空間に2024年、レストラン「時ときろ帰路」とサウナ「風ふうきすい木水」がオープン。「里のいとなみ」を伝える施設で、自然と美食に癒される時を過ごしてきました。 大人の鼓動

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