多彩な交流大会で躍動顔見知りがいっぱい」という監督の竹内さん。ねんりんピックでは、そんな全国の仲間に会う楽しみもあるという。3分間のウォーム・アップが終わるとさっそく試合がスタート。第1試合はフルセットを戦い惜しくも敗れたが、第2試合はストレートで勝利。セット率でブロック優勝に輝いた。試合の合間には、応援席で隣り合ったチームを応援したり、お菓子のお裾分けをしたりと、コート外でも交流。先ほどの敵は今の友といった和やかな雰囲気もねんりんピックならではのものだろう。 「ねんりんピック」は、60歳以上 「50歳の頃から全国大会を経験しのシニアが主役のスポーツと文化の祭典だ。第36回となる2024年の会場は鳥取県。県内各地に全国から参加者が集まり、さまざまなスポーツ競技、文化交流が行われた。今回取材した「ソフトバレーボール交流大会」の舞台は、境港市の「境港市民体育館」。全国から集結した64チーム、452名が7ブロック各3組に分かれ、1日目予選リーグ、2日目決勝リーグと2日間にわたって熱戦を繰り広げた。岐阜県代表の「MC可茂」は、予選リーグAブロック2組を1位で通過。取材に訪れた2日目は、Aブロックの各組を1位通過した強豪同士が対戦するため、さぞかしピリピリしているかと思えば、試合直前まで笑い声の絶えないリラックスムード。ているので、ほかのチームにも60歳以上の参加者がねんりんピックはばたけ鳥取2024レポートソフトバレーボールのコートはバドミントンのダブルスと同じでネットの高さは2m長身を活かして渾身のスパイクを打つ小川さん。ブロックを超えて見事に決まったボールは一般的なバレーボールより大きくソフトだが、コントロールが難しいというスパイクを決めて喜び合うMC可茂のメンバー。コートでプレイするのは1チーム男女各2名だ「ハイ!」と受ける人が声をあげレシーブ。セッターへボールをつなげ、スパイクへ試合のないときには、ほかの対戦の主審、副審、ラインズマンや点示員を担当する
元のページ ../index.html#5