知らない町を訪ねる楽しさも魅力おもてなしは熱々のいわしつみれ汁温かいつみれ汁は行列の人気。選手たちの試合疲れを癒やしていた全国からの選手を迎える会場 では、心のこもったおもてなしをするのがねんりんピックの恒例だ。境港市では、食生活改善推進員のみなさんが無料でいわしのつみれ汁を提供。物産品コーナーの郷土料理のお弁当や健康づくり教室も盛況だった。「運営スタッフのみなさんのおもてなしが素晴らしかった。次は岐阜がおもてなしの番ですね」と有本さんは、早くも2025年のねんりんピックを見据えているようだった。ねんりんピックは初参加という村上さんは「試合では敵だけど、終わればお互いに笑顔になれる和やかなムードがいいですね」という。「鳥取に来たんだから、ノドグロを食べて帰らなきゃ」と、試合のプレッシャーから解放された林さんは、早くも打ち上げを楽しみにしているよう。「ねんりんピックは行ったことのない市町村の魅力を知ることができるから、一度参加すると『また行きたい』となるんですよ」と竹内さんは教えてくれた。「私は7回、妻は5回、ねんりんピックに参加しています」酒向さん夫妻「ねんりんピックはお祭りムードがいい」(左/小川さん)「やるからにはやはり勝ちたい」(右/田中さん)「加入1年目でプレッシャーもありました」(左/村上さん)「みんなで楽しみながら続けたいです」(中/植松さん)「前回会った人と再会できました」(右/有本さん)とうふちくわ、大山産鶏肉、砂丘らっきょうなど鳥取の特産物を使ったお弁当「健康づくり教室」では各種測定などでフレイル予防を呼びかける「見守るのが監督の役目だけど、選手の時より緊張するね」という竹内さん林さんは「硬いボールに少し未練があったけどソフトバレーも奥深い」という物販には、油揚げに米と野菜を詰めた郷土料理「いただき」なども海に囲まれた境港ならではの「いわしのつみれ汁」のふるまい。ネギ・味噌も地元産
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