porta 2026 #053
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変わらぬ味にほっと安心「チキン弁当」おかずは自社工場で作ったものを丁寧に手で詰めていく埼玉県一のターミナル大宮駅では、東京駅や上野駅のように日本各地の有名駅弁を買うことができる。新作駅弁も次々と登場するが、定番といえば「チキン弁当」。昭和(1964)の東海道新幹線開業とほぼ同時期から販売しているロングセラーだ。取っ手が付いているオレンジ色のバスケット型パッケージを見たことがある人も多いだろう。ふたを開けると、2分割されたトレーの半分はトマト風味ライス、もう半分には鶏の唐揚げが入っている。ライスの上にはグリーンピースとスクランブルエッグ、ドライトマトのオイル漬けがのって彩りがきれい。唐揚げは4つ入っており、冷めてもおいしいのは伝統のなせる技だろう。唐揚げのほかに、人参、レッドキャベツ、ビーツのサラダ、スモークチーズ、レモン果汁パックが添えられる。唐揚げには添付されたレモン汁をたっぷり振りかけて食べると風味が増す。全体的に適度に甘い仕上がりは、昭和を知る世代にとって懐かしい家庭の味。何度食べてもまた買いたくなる永遠の駅弁だ。埼玉県さいたま市さいたま市駅弁がつなぐ地域の絆text by駅弁女王Shinobu Kobayashi価 格 :980 円(税込)販 売 :J R 東日本クロスステーション問合せ:048-649-2366(大宮営業所)オレンジ色のパッケージが目印。カリッと揚げたスパイシーな鶏の唐揚げは味も量も満足日々の旅のなかで、今まで5000食以上の駅弁を食破。雑誌等での駅弁の連載、著書も多数。駅弁の開発も行う旅行ジャーナリスト、フードアナリスト。車内で食べる、会社のランチ、そして手土産にも人気のベストセラー  39年60年以上支持される定番駅弁

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